AI回答を4人に3人が「信頼する」。2万人規模調査で明らかになった消費者の最新AIリテラシー

リアルとデジタル両面での広告リソースと、経営・マーケティング・営業・DX領域の実行知見を一体化し、 企業の成長と変革(TURN)を実行レベルまで伴走支援するADTANK株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役CEO:菅野健一、以下「ADTANK」)は、消費者を対象に「ChatGPTなどのAI検索で出てきた回答の信頼度」に関する大規模調査を実施しました(有効回答約2万件)。

その結果、「かなり信頼している」「まあまあ信頼している」を合計した”信頼層”は75%にのぼり、AI回答が一次情報源として広く受容されている実態が明らかになりました。
一方で「そのまま参考にする」と答えた層は8%にとどまり、多くの利用者は”信頼しつつ自分でも調べる”というハイブリッドな情報行動をとっていることもわかりました。

■ 調査背景

ChatGPT、Gemini、Perplexity、Claudeなど、生成AIを用いた”AI検索(AI回答)”は、従来の検索エンジンに代わる新たな情報収集手段として急速に普及しています。Googleも検索結果の最上部にAIによる要約(AI Overviews等)を表示するようになり、消費者が「クリックして比較する」前に、AIが提示する回答に触れる機会が日常化しつつあります。
そこで当社では、実際に消費者がAIの回答をどの程度信頼しているのか、その実情を把握するため本調査を実施しました。

■ 調査結果サマリー

  • ① 4人に3人がAI回答を”信頼”している(75%)
    信頼層が過半数を大きく超え、AI回答が「参考にする情報源」として社会的に定着しつつあることが示されました。
  • ② ただし「鵜呑み」は8%にとどまる
    「そのまま参考にする」とした層は8%。多くは「信頼はするが、自分でも調べる」という慎重な姿勢を併せ持っていることがわかります。
  • ③ “完全な不信”はわずか4%
    「全く信頼していない」は4%にとどまり、AI回答に対する忌避感は小さいことが明らかに。消費者にとってAIは”使いこなす対象”へとフェーズが移ったことがうかがえます。

今回の調査では、【ChatGPTなどの「AI検索」で出てきた回答を、あなたはどのくらい信頼していますか?】という設問に対し、「かなり信頼している(そのまま参考にする)」と回答した人は8%、「まあまあ信頼している(一応自分でも調べる)」と回答した人は67%、「あまり信頼していない(自分で調べ直す)」と回答した人は21%、「全く信頼していない(参考にもしない)」と回答した人は4%となりました。

■ 調査概要

  • 調査主体: ADTANK株式会社
  • 調査手法: YouTubeの投票機能(コミュニティ投票)
  • 実施期間: 2026年4月
  • 有効回答数: 約20,000件(単一回答)

■ 専門家コメント(ADTANK株式会社 CAIO(チーフAIオフィサー)佐々木 豪介)

「”AIに何と答えさせるか”が、次のブランディング指標になる」

今回の調査で興味深いのは、AI回答を「信頼している」層が75%にのぼる一方、「そのまま鵜呑みにする」層は8%にとどまった点です。最大ボリュームの67%は「信頼はするが、自分でも調べる」層。つまり多くの消費者は、AIの回答を出発点にしつつ、その後に検索やSNSで”裏取り”をしているということです。

企業側の視点で言えば、AIが自社や自社商品をどう紹介するかが、購買検討の最初の接点になりつつあります。さらに今回の結果は、その後の裏取り段階まで含めて見られていることを示しています。つまり企業にとって、押さえるべき消費者との接点は二段階に増えたと考えています。

①AIの初回回答に自社が候補として挙がるか
②裏取りの段階で、その回答を裏付けるメディア記事や客観的な情報が存在するか。
このどちらが欠けても、検討から外れてしまうでしょう。

AIの回答に自社情報が正確かつ好意的に含まれているか、競合と比較してどう位置づけられているか――これらを設計・最適化するAIO(AI Optimization)は、SEOに次ぐ新たな必須領域になります。

今後は「Google検索で1位を取る」のと同じ熱量で、「AIに正しく引用される」ためのAIO対策や情報設計が問われるでしょう。

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